小美玉市議会 > 2022-05-25 >
06月01日-01号

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  1. 小美玉市議会 2022-05-25
    06月01日-01号


    取得元: 小美玉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年  6月 定例会(第2回)          招集告示小美玉市告示第137号 令和4年第2回小美玉市議会定例会を次のとおり招集する。     令和4年5月25日                           小美玉市長   島田幸三    1.期日   令和4年6月1日(水)    2.場所   小美玉市議会議事堂               会期及び審議の予定表                           (令和4年第2回定例会)月・日曜日会議の種別内容6.1水 全員協議会会議開会 諸般の報告 会議録署名議員の指名 会期の決定 一括上程 提案理由の説明6.2木 (議案調査)6.3金 (議案調査)6.4土  6.5日  6.6月 (議案調査)6.7火 (議案調査)6.8水本会議代表質問 一般質問6.9木本会議一般質問6.10金本会議一般質問 質疑・委員会付託委員会広報特別委員会6.11土  6.12日  6.13月委員会文教福祉常任委員会 茨城空港周辺地域振興対策特別委員会6.14火委員会総務常任委員会 百里基地対策特別委員会6.15水委員会産業建設常任委員会6.16木委員会議会運営委員会 議会活性化特別委員会6.17金 全員協議会会議委員長報告 委員長報告に対する質疑 討論・採決・閉会          招集に応じた議員の氏名 6月1日、8日、9日、10日、17日いずれも次のとおりである。    1番  山崎晴生君        2番  真家 功君    3番  戸田見良君        4番  香取憲一君    5番  長津智之君        6番  島田清一郎君    7番  鈴木俊一君        8番  村田春樹君    9番  植木弘子君       10番  石井 旭君   11番  谷仲和雄君       12番  長島幸男君   13番  岩本好夫君       14番  福島ヤヨヒ君   15番  小川賢治君       16番  大槻良明君   17番  田村昌男君       18番  市村文男君   19番  荒川一秀君       20番  野村武勝君          令和4年第2回小美玉市議会定例会議事日程(第1号)                   令和4年6月1日(水)午後1時30分開会 日程第1 議席の変更について 日程第2 議席の指定について 日程第3 会議録署名議員の指名 日程第4 会期の決定 日程第5 諸般の報告   (1)市長の報告      令和3年度小美玉市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について      令和3年度小美玉市下水道事業会計予算繰越報告について      令和3年度小美玉市水道事業会計予算繰越報告について      小美玉農業公社運営状況報告について   (2)議長の報告      活動状況報告      例月出納検査報告      説明員の報告      行政報告      入札状況報告 日程第6 議案上程      議案第42号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算(第2号)  (提案理由の説明)  (質疑)  (討論)  (採決) 日程第7 議案上程      報告第2号 専決処分の承認を求めることについて      報告第3号 専決処分の承認を求めることについて      議案第43号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算(第3号)      議案第44号 令和4年度小美玉市水道事業会計補正予算(第1号)      請願第3号 土地利用規制法廃止に関する請願書  (提案理由の説明) 日程第8 霞台厚生施設組合議会議員補欠選挙 日程第9 湖北環境衛生組合議会議員補欠選挙  (散会)出席議員(19名)     1番  山崎晴生君       2番  真家 功君     3番  戸田見良君       4番  香取憲一君     5番  長津智之君       6番  島田清一郎君     7番  鈴木俊一君       8番  村田春樹君     9番  植木弘子君  (副議長)10番  石井 旭君    11番  谷仲和雄君      12番  長島幸男君    14番  福島ヤヨヒ君     15番  小川賢治君    16番  大槻良明君      17番  田村昌男君    18番  市村文男君  (議長) 19番  荒川一秀君    20番  野村武勝欠席議員(1名)    13番  岩本好夫---------------------------------------説明のため出席した者 市長          島田幸三君   副市長         岡野英孝君 教育長         羽鳥文雄君   市長公室長       倉田増夫君 企画財政部長      中村 均君   総務部長        金谷和一君 市民生活部長      織田俊彦君   危機管理監       長谷川勝彦君 保健衛生部長      鈴木定男君   福祉部長        藤田誠一君 教育部長        滑川和明君   産業経済部長      矢口正信君 都市建設部長      小島謙一君   文化スポーツ振興部長  藤枝修二君 水道局長        石井光一君   消防長         大川 訓君 会計管理者       倉田賢吾君   監査委員事務局長    菅谷清美君 農業委員会事務局長   大原光浩君---------------------------------------議会事務局職員出席者 議会事務局長      戸塚康志    次長          林 美佐 書記          菅澤富美江   書記          深作 治 書記          高橋 貴     午後1時30分 開会 △開会の宣告 ○議長(荒川一秀君) 議場内の皆様にお願いいたします。 携帯電話はマナーモードにするか、電源を切るようにお願いいたします。また、写真、ビデオ撮影や録音の行為は禁止されております。 なお、議会広報作成のため、事務局職員による撮影は許可いたしましたので、ご了承願います。その他、傍聴規則を遵守したしまして傍聴するように、よろしくお願いを申し上げます。--------------------------------------- △表彰状の伝達 ○議長(荒川一秀君) 少し時間が早いようですけれども、そろっておりますので、それでは、本会議に先立ちまして、ここで表彰状の伝達を行います。 全国市議会議長会及び茨城県市議会議長会から表彰状が贈られておりますので、伝達をさせていただきます。 全国市議会議長会、茨城県市議会議長会から野村武勝君に、市議会議員30年以上在職者の表彰、全国市議会議長会から長島幸男君、谷仲和雄君に、市議会議員10年以上の在職者の表彰が贈られておりますので、ご報告申し上げます。 進行を事務局長にお願いいたします。 ◎議会事務局長戸塚康志君) それでは、ただいまより表彰状の伝達式を行います。 順にお名前をお呼びいたしますので、演台までお進みください。 最初に、野村武勝議員、お願いいたします。 ○議長(荒川一秀君) 表彰状 小美玉市 野村武勝殿 あなたは市議会議員として30年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 令和4年5月25日 全国市議会議長会会長 清水富雄(代読) おめでとうございます。     〔表彰状授与、拍手〕 ○議長(荒川一秀君) 表彰状 小美玉市市議会議員 野村武勝殿 あなたは市議会議員の職にあること30年、熱誠、地方自治の伸張発展に尽瘁し、市政の向上、振興に貢献された功績は誠に顕著であります。よって、ここに表彰いたします。 令和4年4月18日 茨城県市議会議長会会長 須田浩和(代読) おめでとうございます。     〔表彰状授与、拍手〕 ◎議会事務局長戸塚康志君) 続きまして、長島幸男議員、お願いします。
    ○議長(荒川一秀君) 表彰状 小美玉市 長島幸男殿 あなたは市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり本会表彰規程によって表彰いたします。 令和4年5月25日 全国市議会議長会会長 清水富雄(代読) ご苦労さまでした。     〔表彰状授与、拍手〕 ◎議会事務局長戸塚康志君) 続きまして、谷仲和雄議員、お願いいたします。 ○議長(荒川一秀君) 表彰状 小美玉市 谷仲和雄殿 あなたは市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり本会表彰規程によって表彰いたします。 令和4年5月25日 全国市議会議長会会長 清水富雄(代読) どうもご苦労さまでした。     〔表彰状授与、拍手〕 ○議長(荒川一秀君) 表彰を受けられた議員の皆さん、誠におめでとうございます。 以上で伝達式を終わります。 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第2回小美玉市議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(荒川一秀君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △議席の変更 ○議長(荒川一秀君) 日程第1、議席の変更についてを議題といたします。 今回新たにご当選となりました山崎晴生君、真家功君、鈴木俊一君の議席の指定に関しまして、会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更したいと思います。 3番、戸田見良君、4番、香取憲一君、5番、長津智之君、6番、島田清一郎君、8番、村田春樹君、9番、植木弘子君、10番、石井旭君、11番、谷仲和雄君、12番、長島幸男君、13番、岩本好夫君、14番、福島ヤヨヒ君、15番、小川賢治君、16番、大槻良明君、17番、田村昌男君。 お諮りいたします。 ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) 異議なしと認めます。 よって、ただいまのとおり議席の一部を変更することに決しました。--------------------------------------- △議席の指定 ○議長(荒川一秀君) 日程第2、議席の指定を行います。 会議規則第4条第2項の規定により、今回新たにご当選になられました山崎晴生君の議席を1番、真家功君の議席を2番、鈴木俊一君の議席を7番、議長において指定いたします。 この際、新たに議員になられました3名をご紹介いたします。 1番、山崎晴生君、ご挨拶をお願いします。 ◆1番(山崎晴生君) 皆さん、改めまして、こんにちは。先般行われました小美玉市議会議員補欠選挙にて、多くの有権者の皆様から資格をいただきまして、こうして壇上へ上げさせていただくことができました山崎晴生でございます。行政区は幡谷地区になります。 今後、皆様のご指導、ご鞭撻の下、しっかりと、さらなる小美玉市の発展のために議員職を全うしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(荒川一秀君) 2番、真家功君、ご挨拶をお願いします。 ◆2番(真家功君) このたび市議会議員補欠選挙に当選させていただきました真家功と申します。どうぞよろしくお願いいたします。行政区は飯前地区でございます。 皆様に度々ご指導いただきながら務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(荒川一秀君) 7番、鈴木俊一君、ご挨拶をお願いします。 ◆7番(鈴木俊一君) このたび補欠選挙で当選させていただきました鈴木俊一です。行政区は堅倉でございます。 皆様と力を合わせて、小美玉市の発展のため、精いっぱい頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(荒川一秀君) 日程第3、会議録署名議員の指名をいたします。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、岩本好夫君、福島ヤヨヒ君、小川賢治君、以上3名を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(荒川一秀君) 日程第4、会期決定の件を議題といたします。 昨日、議会運営委員会が開催され、その経過と結果について、議会運営委員長より報告を求めます。 議会運営委員長市村文男君。     〔議会運営委員長 市村文男君 登壇〕 ◆議会運営委員長市村文男君) 皆さん、こんにちは。ご苦労さまでございます。 議会運営委員会から、令和4年第2回小美玉市議会定例会会期日程についてご報告を申し上げます。 今期定例会が招集されたことに伴いまして、昨日、議会運営委員会を開催いたしました。会期日程について協議をいたしたところでございます。 その結果、議案数及び一般質問者数などを考慮の上、本日6月1日から6月17日までの17日間とすることに、出席委員全員異議なく決定した次第であります。 議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、議会運営委員会からの報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(荒川一秀君) お諮りいたします。 議会運営委員長の報告のとおり議会を運営することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は17日間と決しました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(荒川一秀君) 日程第5、諸般の報告を行います。 市長より報告事項がありますので、報告を求めます。 島田市長。     〔市長 島田幸三君 登壇〕 ◎市長(島田幸三君) 皆さん、こんにちは。 先ほどは、野村議員さん、長島議員さん、谷仲議員さん、長きにわたり小美玉市の市政発展のためにご尽力いただきました。表彰おめでとうございます。 令和4年第2回小美玉市議会定例会を開催するに当たり、諸般の報告に先立ちまして、今後4年間の市政運営に関する所信の一端を申し上げます。 議員の皆様方には、平素より市政運営にご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。また、このたびの市議会議員補欠選挙において当選され、新たに市議会議員としての一歩を踏み出した3人の皆様に心からお祝いを申し上げるとともに、今後のますますのご活躍をご祈念申し上げます。 合併から現在までの小美玉市の歴史を振り返れば、島田穣一前市長の下、均衡ある発展のために、常に市民との対話を重視し、地域振興市民福祉の向上に積極的に取り組み、市全体が発展できる礎を築かれました前市長から引き継ぎましたバトンの重さを改めて感じ、これからの市政運営を担っていく重責に、凛とした背筋が伸びる思いがあるとともに、市長に就任できたことは、私にとって大変光栄であります。 しかしながら、これから歩む私たちの先には、新型コロナウイルス感染症との闘いやコロナ禍で疲弊した地域経済対策をはじめ、少子高齢化に伴う様々な問題や想定外の自然災害への対応など、困難な問題が待ち受けております。これらの多くの困難な問題にも、議員の皆様はじめ市民と執行部が一丸となって知恵を出し合うことで、乗り越えていけるのではないかと信じております。今こそ皆で結束して、様々な問題を解決し、住みやすく魅力的な小美玉市の新時代を築いていかなければなりません。 私は、今後進める4年間の市政運営について、教育、福祉、農業、商工観光地域防災の5つの施策を重点的に振興するため、全力で市政運営のかじ取りを努めてまいる所存でありますので、議員及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りたく、よろしくお願いを申し上げます。 さて、我が国は、人口減少少子高齢化の進行が大きな社会問題となっております。本年4月1日時点で、全国の半数を超える自治体が過疎地域として指定され、茨城県においても11の自治体が過疎地域として指定を受けております。本市においては、平成12年から令和2年までの20年間で、国勢調査人口が約4,500人減少しております。 しかしながら、本市は茨城県のほぼ中央に位置し、霞ヶ浦にも面し、空の玄関口となる茨城空港を有しております。また、養鶏や酪農が盛んなほか、全国に誇れる多様な農産物も生産していることから、さらなる発展の可能性があるものと確信しております。その上で、本市の可能性を最大に発揮できるよう、まちづくりを進めることにより、本市を飛躍的に大きく発展させていきたいと考えております。 さて、私が今後進める4年間の市政運営につきましては、5つの重点施策、そして4つの中長期ビジョンにより進めてまいります。 まず、5つの重点施策について申し上げます。 1つ目に、教育の振興でございます。 急速なICTの進展やグローバル化など、教育環境は変革期を迎えております。子どもたちが変化の激しい社会に対応できる力や自ら未来を切り開く力を身につけ、豊かに生きていける教育が必要です。新型コロナウイルス感染症感染拡大や新たな感染症が発生した場合でも、子どもたちの学びを妨げることがない教育環境の整備を進め、対面教育デジタル教育を効果的に組み合わせたハイブリッド教育を進めてまいります。 また、気候変動などの世界規模の社会問題に対し、持続可能な社会を目指すSDGsの取組を進めるため、世界規模での課題を解決する力が求められていることから、外国語教育を推進し、グローバルな社会で活躍できる人材を育成してまいります。 未来を担っていく子どもたちの教育には、学校と保護者だけではなく、地域と一体となった教育環境が必要です。本市の豊かな資源を活用し、地域の伝統や文化を継承するとともに、地域の方々と協力し合いながら、豊かな心、郷土を愛する心を一緒になって育んでいくため、子どもたちを共に支え合う地域とともにある学校づくりを進めてまいります。将来にわたり本市に想いを寄せて、夢と希望を抱き、未来を切り開いていく人づくりを行ってまいります。 2つ目に、農業の振興でございます。 本市では、全国に誇れる多様な農産物を生産しており、国が公表する令和2年市町村別農業産出額では、生乳や鶏卵などが全国で上位を占めるなど、経験に基づく知識と技術、誇りと熱意を持った方が多くいらっしゃいます。 一方、全国的には、農業担い手の減少や高齢化の進行により、販売農家基幹的農業従事者の数は大幅に減少しており、65歳以上の高齢者や外国人の技能実習生が農業を支えていると言っても過言ではない状況であります。このため、本市の農業を継続・発展していくため、精力的な就農者や、もうかる農業を目指す若い就農者を支援し、収益性の高い事業を展開できる経営感覚に優れた農業経営者を育成する取組を行ってまいります。 また、農畜水産物の付加価値を高めるため、消費者の信頼を勝ち得た小美玉ブランド化や、生産から加工、流通販売を一体化する6次産業を推進してまいります。 技術革新が進む中、ICTなどの新技術の導入による生産性向上と農作業の負担軽減を図るため、産官学の連携した取組を検討するなど、新たな視点での支援策を進めていき、持続可能な農業を目指してまいります。 3つ目に、福祉の振興でございます。 高齢者や障がいのある人をはじめ、誰もが生き生きと心豊かに日常生活を送り、社会生活に参加していただくことは、魅力あるまちづくりには欠かせません。住み慣れた地域で生涯安心して健康に暮らしていけるよう、高齢者福祉や障がい者福祉を充実し、健康寿命を延ばす取組を推進してまいります。 また、未婚化や晩婚化、コロナ禍などの影響により、少子化が急速に進行していることから、本市を担っていく若い世代の出産・子育てに対する将来への不安や負担を軽減していく必要があると考えております。妊娠中にも健やかに過ごし、安心して出産を迎え、楽しく子育てができるよう、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援体制を強化してまいります。 障がいの有無や年齢、性別などにかかわらず、全ての人が生き生きとした生活が送れ、お互いに尊重し支え合う地域共生社会を目指し、ぬくもりあふれるまちづくりを進めてまいります。 4つ目に、地域防災の振興でございます。 多様化・複雑化する災害に対応できる消防職員及び消防団員の確保が課題となっております。消防業務の高度化・専門化が進む中で、市民の生命・身体・財産を守るため、必要な行政サービスを提供していくことが求められております。救急救命士などの有資格者の採用や、消防団員の処遇改善や消防団員のOBで構成される支援団員制度などの導入を検討してまいります。 また、市民による防災活動は、一人一人が自分たちの地域は自分たちで守るといった防災意識を高め、平時から訓練や減災の準備を進めていくことが大切であります。そのために、市民による防災訓練などにより、地域のリスクに応じた市民による防災活動を支援してまいります。 地域における犯罪を抑制し、市民の安全・安心を確保するため、防犯カメラの増設など、地域における防犯活動に対して支援を行ってまいります。地域の皆様と一体となった取組を推進し、安心・安全に暮らせるまちづくりを進めてまいります。 5つ目に、商工観光の振興でございます。 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、国内・県内の観光需要は落ち込んでおります。茨城空港の利用者は、令和元年度に過去最高の77万6,000人の利用者がありましたが、令和3年度はその半分以下にとどまっております。 茨城空港周辺を核とした地域の活性化は、本市のにぎわいづくりには欠かせません。茨城空港及び空のえきそ・ら・らを拠点に、市内各所の名所や飲食店などを周遊できる環境整備や、県や他自治体と連携したナショナルサイクルルートを活用した事業の推進、公共交通や意欲ある商店街と連携しながら、茨城空港及び空のえきそ・ら・らと一体化したまちづくりを行ってまいります。 新たな関係人口の掘り起こしや交流人口の拡大を図り、地域の観光資源を最大限に生かしたにぎわいづくりを創出するまちづくりを進めてまいります。 以上、5つの重点施策を遂行するに当たり、2つの行財政改革をすぐに着手する必要があると考えております。 1つ目は、DX推進でございます。 デジタル技術やデータの活用により行政手続の効率化・簡素化を進め、市民の申請手続などの負担軽減行政コストの削減を図っていくため、本年9月を目途に策定する小美玉市DX推進計画の実施計画に基づいた改革を進めてまいります。DXの推進に当たり、デジタル活用に不慣れな方にも配慮しつつ、市民目線での利便性向上を第一に考え、実施してまいります。 2つ目に、市役所職員の人材育成、意識改革でございます。 行政のDX化や市民需要の多様化・複雑化に柔軟に対応するためには、職員一人一人の能力の向上と意識改革が不可欠でございます。行政のDX化に適応し、市民の需要に柔軟に対応できるよう、職員研修を充実させ、市民と職員との交流を通し、職員の個性や能力を最大限に発揮できる人材づくりを行ってまいります。 次に、4つの中長期ビジョンについて申し上げます。 1つ目に、国道6号の4車線化でございます。 国道6号の小美玉市区間の1日の交通量は約1万7,800台となっており、慢性的な交通渋滞が発生しております。国道6号は大規模災害が発生した際、救援活動及び復旧活動に資する緊急輸送道路として、常磐道の代替道路となる大変重要な役割を担っておりますが、いまだ国道6号小美玉道路(仮称)の都市計画が決定されておりません。 小美玉道路の早期実現に向けて、国においては、オープンハウスでの市民への情報提供を継続的に行っておりますが、本市においては、地域の皆様の意見をしっかりと踏まえ、県をはじめ近隣自治体と連携し、事業の推進について国に強く働きかけてまいります。 2つ目に、高浜駅橋上化でございます。 令和2年2月にJR羽鳥駅の自由通路及び橋上駅舎が供用開始され、主に美野里地区の市民の方の利便性が向上しました。一方、小川地区、玉里地区の方が主に利用するJR高浜駅について、橋上化を望む市民の声を多くいただいております。 自由通路と駅舎機能が2階部分に集約されれば、駅の利便性は向上し、通勤・通学時の負担軽減が図られることになります。高浜駅橋上化の実現に向けて現状や課題を整理し、石岡市の意向や動向を確認した上で協議を重ね、高浜駅を利用する小川地区、玉里地区にお住まいの方の通勤や通学の負担軽減に向けた取組を検討してまいります。 3つ目に、霞ヶ浦二橋建設の推進でございます。 土浦市、小美玉市、河内町など11市町村が平成8年に霞ヶ浦二橋建設促進期成同盟を設立して以来、国・県はじめ関係機関に建設促進を訴え続けてまいりました。茨城県総合計画には構想路線として示されたまま、26年が経過しております。 霞ヶ浦二橋は、今後30年以内に約7割の確率で起こると言われている首都直下地震が生じた場合の物資輸送や避難ルートとして、都心と県西・県南地域などを結ぶライフラインとなる国民の命を守るルートになります。 霞ヶ浦二橋の実現には、莫大な費用や長い整備期間を要するなどの課題はございますが、関係市町村・団体との連携を強化し、知恵を出し合いながら、霞ヶ浦二橋建設促進期成同盟の活動を通じて、国・県へ粘り強く、早期実現に向けて要望してまいります。 4つ目に、つくばエクスプレスの茨城空港延伸でございます。 市の地域振興の核となる茨城空港周辺の活性化には、つくばエクスプレスの茨城空港への延伸が必須でございます。先月23日に、水戸市、石岡市、かすみがうら市、小美玉市、茨城町の4市1町と議会、商工会並びに各種団体で構成されたTX水戸・茨城空港延伸促進協議会を設立し、茨城県に対し、TX延伸に向けた要望活動や署名活動を行うことといたしました。今年度中に延伸の方面が決定することから、他の自治体と協力し合い、延伸の実現に向けた活動を行ってまいります。 また、茨城空港までの延伸を確実にするため、新たに企画財政部企画調整課内にTX茨城空港戦略室を設置し、市独自の取組を強化してまいります。茨城空港方面の優位性をアピールしつつ、市民の延伸を望む声を汲み取りながら、県に対し市民と一体となった取組を行ってまいります。 4つの中長期ビジョンは、本市だけでの実現は難しく、また、実現には時間と費用を要することが見込まれております。事業を進めるに当たり、市民への進捗状況を丁寧に説明し、市民の声を丁寧に聞き取りながら、国・県・関係市町村と連携を深め、早期実現に向けて取り組んでまいる所存でございます。 結びになりますが、備中松山藩の幕末期の陽明学者である山田方谷先生は、政治に最も大切なことは、誠意を尽くして人を思いやる心を持って取り組む至誠惻怛であり、初めから華やかな業績を上げようなどと考えてこれを行えば、それはただ自分1人のためにしたことにすぎないと説いています。 市民の皆様からいただいたご意見をしっかりと受け止め、時代の変化を敏感に感じ取りながら、至誠惻怛の精神を忘れずに、これからの本市にふさわしいグランドデザインを描き、本市の発展に尽くしてまいる所存であります。議員の皆様並びに市民の皆様に、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げまして、所信表明といたします。 それでは、諸般の報告について申し上げます。 まず、令和3年度小美玉市一般会計予算繰越明許費繰越計算書は、地方自治法施行令第146条第2項により、次に、令和3年度小美玉市下水道事業会計予算及び令和3年度小美玉市水道事業会計予算繰越計算書は、地方公営企業法第26条第3項により、次に、小美玉農業公社運営状況は、地方自治法第243条の3第2項により、以上4件についてご報告を申し上げるとともに、その写しを議案書と併せて配付しておりますので、ご了承願います。 以上でございます。 ○議長(荒川一秀君) 以上で市長の報告を終わります。 次に、議長としての報告事項がありますので、報告いたします。 初めに、4月24日施行の小美玉市議会議員補欠選挙において、山崎晴生君、真家功君、鈴木俊一君が当選されました。それに伴い、閉会中でありましたので、議長において、総務常任委員に真家功君、文教福祉常任委員に山崎晴生君と鈴木俊一君を指名いたしましたので、ご報告いたします。 次に、第1回小美玉市議会定例会後における主なる行事につきましての報告は、お手元に配付いたしました活動状況一覧表のとおりであります。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第1項及び地方公営企業法第27条の2第1項の規定による令和4年2月から4月の例月出納検査の結果について報告がありましたので、その写しを配付してあります。 次に、市長等より通知のありました地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配付した一覧表のとおりでございますので、ご了承願います。 次に、市長より提出されました令和4年第1回小美玉市議会定例会以降の行政報告入札状況報告につきましては、お手元に配付してありますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。---------------------------------------議案上程提案理由の説明、質疑、討論、採決 ○議長(荒川一秀君) 日程第6、議案第42号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算について議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 島田市長。     〔市長 島田幸三君 登壇〕 ◎市長(島田幸三君) それでは、日程第6で上程いたしました議案についてご説明申し上げます。 議案第42号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出それぞれ7,154万円を追加し、歳入歳出予算の総額を212億9,801万1,000円とし、提案するものです。 補正の内容でございますが、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し給付金を給付する経費を補正計上するものでございます。 ご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(荒川一秀君) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、本議案につきましては、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、提出されました案件につきまして採決いたします。 議案第42号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり可決することに決しました。---------------------------------------議案上程提案理由の説明 ○議長(荒川一秀君) 日程第7、報告第2号 専決処分の承認を求めることについてから請願第3号 土地利用規制法廃止に関する請願書について、計5件を一括議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 島田市長。     〔市長 島田幸三君 登壇〕 ◎市長(島田幸三君) それでは、今回提案いたしました諸議案の審議をお願いするに先立ち、日程第7で上程した議案の概要についてご説明を申し上げます。 今回提案いたします議案の内容につきましては、専決処分の承認を求めることについて2件、令和4年度補正予算について2件の合計4件でございます。 初めに、報告第2号から報告第3号につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、ご承認を求めるものでございます。 報告第2号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、地方税法及び地方税法施行規則の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条文について所要の改正を行ったものでございます。 次に、報告第3号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、地方税法施行令等及び国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の改正を行ったものでございます。 次に、議案第43号 令和4年度小美玉市一般会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出にそれぞれ1億6,970万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を214億6,771万7,000円として提案するものであります。 補正の内容でございますが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源活用する事業や新型コロナウイルスワクチン接種事業等を補正計上するものでございます。 次に、議案第44号 令和4年度小美玉市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、内容につきましては、資本的収入及び支出のうち、収入を2,430万円増額し、6億9,687万2,000円、支出を2,514万6,000円増額し、10億657万4,000円として提案するものでございます。 以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(荒川一秀君) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、請願第3号について、紹介議員より説明を求めます。 福島ヤヨヒ君。     〔14番 福島ヤヨヒ君 登壇〕 ◆14番(福島ヤヨヒ君) 土地利用規制法廃止に関する請願について、朗読をもって請願の説明とさせていただきます。 2022年5月27日です。 小美玉市議会議長、荒川一秀様。 提出者は、水戸市見川5丁目127-281、茨城県平和委員会事務局長、篠原睦美。 紹介議員は、私、福島ヤヨヒでございます。 土地利用規制法廃止に関する請願書。 請願趣旨。 昨年6月の通常国会において土地利用規制法が可決成立し、今年9月の全面施行に向けて、政省令の準備が進められています。この法律は、政府が安全保障上重要とする在日米軍自衛隊施設などの周辺と国境・離島等に暮らす全住民を監視対象にし、土地建物の利用を中止させることを可能にするものです。 法律によると、内閣総理大臣は、米軍や自衛隊の施設、海上保安庁の施設、原発など重要施設の周囲約1キロメートルと国境・離島等を注視区域に指定し、その区域内の土地建物の所有者や賃借人など全ての住民を調査することができます。その結果、重要施設や国境・離島等の機能を阻害する行為やその明らかなおそれがあれば、利用中止の勧告・命令を行うことができます。 さらに、注視区域のうち特に重要とみなすものは特別注視区域に指定し、その区域内の一定面積以上の土地建物の売買に事前に届出を義務づけるというものです。命令に違反すれば、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が科せられ、人権侵害の可能性も否定できません。 この法律の重大な問題は、どこで誰をどのように調査・規制するのかという核心部分を全て政府に白紙委任していることです。注視区域や特別注視区域をどういう基準で指定するのか、重要施設や国境・離島等の機能を阻害する行為や、その明らかなおそれをどう判断するのか、住民にどのような調査・規制を行うのか、具体的なことは全く書かれておらず、政府の裁量任せとなっています。 このことにより、調査の範囲が住民の職歴や思想信条、家族・交友関係にまで広がるおそれがあります。地方自治体に求められるのは情報提供だけではなく、自治体職員が住民監視の調査活動に巻き込まれることにもなります。 よって、以上のとおり請願いたします。 請願項目。 本年9月に施行が予定されている土地利用規制法の廃止を求めます。 意見書(案)については、お目通しをお願いいたします。 以上について、十分ご審議いただき、賛同いただけますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(荒川一秀君) 以上で請願理由の説明を終わります。 提案されました議案等の質疑通告は6月9日の午前9時まで、討論通告は6月17日の午前9時までとなっておりますので、発言される場合は通告されるようお願いいたします。---------------------------------------霞台厚生施設組合議会議員補欠選挙 ○議長(荒川一秀君) 日程第8、霞台厚生施設組合議会議員補欠選挙を行います。 本件については、欠員に伴い、組合規約規定により、議員の中から1名を選挙することになっております。 お諮りいたします。 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 被選挙人の指名方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 それでは、霞台厚生施設組合議会議員に真家功君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました真家功君を霞台厚生施設組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました真家功君を霞台厚生施設組合議会議員の当選者と決しました。 ただいま霞台厚生施設組合議会議員に当選されました議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。---------------------------------------湖北環境衛生組合議会議員補欠選挙 ○議長(荒川一秀君) 日程第9、湖北環境衛生組合議会議員補欠選挙を行います。 本件については、欠員に伴い、組合規約の規定により、議員の中から1名を選挙することになっております。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 被選挙人の指名方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 湖北環境衛生組合議会議員鈴木俊一君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました鈴木俊一君を湖北環境衛生組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました鈴木俊一君を湖北環境衛生組合議会議員の当選人と決しました。 ただいま湖北環境衛生組合議会議員に当選されました議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。--------------------------------------- △休会について ○議長(荒川一秀君) 明日6月2日から7日までの6日間は、議案調査のため、本会議を休会したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(荒川一秀君) ご異議なしと認めます。 よって、6月2日から7日までの6日間は休会と決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(荒川一秀君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は6月8日午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後2時22分 散会...